転職は大手と中小企業によって目的が大きく異なる。葬儀社への転職を例に伝えます

こんにちは、パファです。

 

 

どの業界も人手が足りていない状態だと思います。

葬儀業界も同様で、遺体を扱う割と特殊な仕事なのにそれほど給料は高くありません。

ですが管理職になれば、給料が多少は上がっていくと思います(どの業界もそうですが)。

大手と中小の葬儀社では目的が大きく異なります。それぞれを比較しながらお伝えします。

 

 

目次

①大手葬儀社と、中小葬儀社の仕事の違い

②この業界の未来予想

③大手と中小葬儀社、オススメするなら

説明していきます。

 

 

このブログは私が大学の心理科で学んだことや、起業してその失敗、現在勤めている会社の責任者として経験等、実体験を元に記載しています。

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

葬儀社という就職先は、特殊です。誰でも入社しようと思わない業種なので、専門性が高いです

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 葬儀社って大手と中小だと、どんな風に働き方が違うのかを説明していきます。

もし一時的にでも、この業界に興味がある方でも、葬儀社で働こうと思っている方がいれば、参考にしてみてください。

 

 

①大手葬儀社と、中小葬儀社の仕事の違い

葬儀社での業務内容と検索すると、色々書かれているサイトが出てきます。

私が今日お伝えするのは、大手と中小の違いをメインにお伝えします。

なのでお手数ですが、葬儀社の業務内容を知りたい方は別のサイトを御覧ください。

 

大手と中小葬儀社の業務は違います。端的に目的の違いを説明します。

・大手の葬儀社は、売上単価を上げるのが目的です。

スタッフの人数はしっかりしているので、業務を分業できます。だから従業員の給料や、自前で持っている会館の支払いをするために単価を上げます。

 

・中小の葬儀社は、少数精鋭に育てるのが目的です。

スタッフの人数がそもそも足りないのが、問題です。

全員が業務を完璧にできるようになれば、人手不足が緩和されるからです。

 

 

もう少し詳しく場面ごとに説明していきます。

 

葬儀社は喪家の方から連絡がきて、依頼されます。

日中は大手も中小もどちらも人がいるので、業務内容は変わりません。

しかし夜間が違います。

 

大手の夜間は宿直者が最低2人と電話当番1人、合わせて3人は会社にて待機しています。1ヶ所からの依頼には、必ず2人で向かいます。

そして被って依頼が発生するのは当たり前なので、2番手待機ということで自宅で待機しているスタッフが呼ばれます。

だから常にどんな状況でも2人で1セットです。

 

対して中小は、宿直者は電話当番も兼ねています。だから電話当番無しで2人です。

そして夜間1件依頼を受けて対応している最中に、新しい依頼を現場で転送された電話で受けたりします。

そして1件対応している最中に被って依頼があると、大変です。

1ヶ所に1人で受けに行くこともあります。

例えば病院で亡くなった依頼が入ると、搬送車を運転して1人でお迎えに行きます。

中小では1人での対応が有りえます。

 

 

打ち合わせは1人で十分です。

しかし通夜や火葬、葬儀等、大手では規模によって最低5人前後から対応します。

しかし中小では人がいないので、時間がかかっても2人とか3人の最低限以下で対応します。もちろん事前に喪家にはその旨を伝えますし、その分料金が安いのが特徴です。

 

繰り返しますが、業務内容に多くの違いがあります。

大手は仕事を覚えるのも必要ですが、葬儀単価をいかに上げるかに重点をおいています。

だから多少物覚えが遅い人でも、単価を高く売れる人であれば評価されると思います。

対して中小の葬儀社は、とにかく早く1件1件を終わらせる必要があります。そうでないと次の依頼を受けられないか、待たせるからです。

だから依頼を滞らせたりミスをすると、全て自分で解決する能力も身につきます。

つまり少数精鋭。大変ですが実力を付けるためなら、中小の葬儀社が最適です。

 

 


②この業界の未来予想

 経済産業省の統計によると、葬儀社の売上高も件数もここ数年横ばいです。

しかし葬儀社は増えているそうで、毎年全国合わせて100社弱増えている統計があります。

現在2,200社以上の葬儀社があるそうです。

 

そして総人口は減っているのはご承知のとおりです。

さらに75歳以上の人口は今後増えているのもニュース等で問題として取り上げられています。

つまり、この業界はあと30年~40年は75歳以上の人口が2,000万人以上いるので、仕事としては安泰します(言い方が違うかもしれませんが)。

その後は依頼量が減るので、必要とされる葬儀社も減っていくでしょう。

都市圏や地方によっても差はあると思いますが。

 

まとめると

今の20代以上であれば、生涯この業界で仕事を続けていく地盤はあります。

私も現在44歳です。40年後にはおそらくどこかの地域で、そろそろ…と言われているでしょう。

これをご覧になって頂いた方に葬儀を担当をしてもらうかもしれません。その時はどうぞ宜しくお願いします。笑

 

しかし今の学生が、就職してからこの業界に骨を埋めるのは、現段階では得策ではありません。

 

 

③大手と中小葬儀社、転職としてオススメするなら

 結論です。

この業界で骨を埋める思いがあるのなら、中小の葬儀社です。

なぜなら短期間で一気に実力が付きますし、若い頃から仕事を覚えていくと管理職も目指せるでしょう。

さらにスタッフの人数が少ないので、カバーし合おうととして仲間意識が強くなり、辞めにくいです。

 

一方、一時的な腰掛けで働くなら大手がいいかと思います(大手の方ごめんなさい)。

理由は中小に比べて定時の時間で帰ることもできますし、それほど仕事を覚えなくてもちゃんと給料はもらえるでしょう。

人が多いので仕事は分業制度です。対人関係は悪くなりやすく、その場では大人の接し方をしますが、仲間意識は薄いので辞めやすいです。

 

業界としてはもう30年40年は、亡くなる方が多いので必要とされます。

しかし今後さらに件数の割に売上高は低くなるでしょう。

 

いつ呼ばれるか分からないから時間は不規則で、地方だと給料もそれほど高くないです。管理職になるまでは。なってもかな?泣

 

書いていて、あまりメリットが無いように感じました。

人の死に手伝わせて頂くことで、自分の人生を考えるきっかけにはなります。

しかしお金を稼ぐためにという気持ちであれば、人口が多い都心部以外はきついかもしれません。

 

それでも目指される方がいれば、同業者として嬉しい限りです。

 

 

関連ブログです。

 今年の葬儀事情です。

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 中小企業の人事も担当している筆者です。50代以上の面接者も増えています。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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