法学入門 法を学ぶ事の意義 「規則」とは

僕の司法試験に向けての勉強記録です。

僕なりに解釈した事や学ぶべき事を記載していきます。

参考文献は「伊藤真の法学入門(日本評論者)」です。

伊藤真の法学入門 第1章 法を学ぶ事の意義

パファ

先生、今日もよろしくお願いします。

先生

パファ君よろしくね。

復習:「法」「法則」とは

先生

前回の「法と法則」は覚えている?

復習も兼ねて答えてみて。

パファ

法とは価値判断を具体化する手段です。

法則は時代や地域を問わず、一定条件で起こる事です。

自然法則、社会法則、経済法則、化学法則とか。

例えば物は上から下に落ちるような、元々存在する出来事です。

それを人が発見し「法則」としました。


「規則」とは

先生

よく覚えていたね。それで良いよ。

法は価値判断を具体化する事で、法則は普遍的な事に起きている事を人が発見した事だね。

さて今日は「規則」について勉強しよう。

規則とは人が決めた事で法律、道徳、慣習、宗教規範など一定の価値観での主張なんだ。

人が決める事だから時代でも、地域でも変わる。

そういう意味では法則とはここが大きく違う部分なんだ。

パファ

なるほど。

規則とは人が決めた事なんですね。

法律も、道徳も、慣習も、宗教規則も。そして時代や地域でも変わる。

人が決める事だから。

先生

このような規則は法則とは異なり、「あるべき」と内在しているんだ。

法則は「~である」で、規則は「~とあるべき」。

戦時中の日本だって他国の人を殺すのが、日本のためだと教育されてきた。つまり殺人も規則で決められて合法だったんだ。

現代だと考えられないんだけどね。

それだけ価値観が変わったということだね。

パファ

なるほど。規則はその時代や地域にいる人たちが、共通の価値観として「こうあるべき」とルール化したんですね。

それが法律だったり、道徳や慣習、宗教規範という事か。

時代や地域にいる人たちの価値観が反映されるのが規則

先生

時代や地域によって規則が変わると言う事は、その時代にいる地域の人たちが、共通(または多数)の価値観として「こうあるべきだ」と考えたものがルールなんだ。

最近(2021年)で言うと、「あおり運転(妨害運転罪)」が定められたね。このように時代によって、規則が変わっていくんだよ。

パファ

なるほど。例えば戦前、戦中、戦後、昭和、平成、令和では考え方は変わり、その時々のルールが変わるのが規則なんですね。

また日本でも各都道府県や市町村でも条例や慣習が変わっているのも、規則から来ているんですね。

先生

そうそう。その時代や地域ではその物事の価値観を「こうあるべきだ」とルール化したんだ。

「規則」とは まとめ

規則は人が決めた価値観の主張。

規則はその時代や地域、団体等で、それぞれ異なる。

規則はその時の人たちの共通(あるいは多数)で「~であるべき」という法則の世界。

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