法学入門 法と規範 権力と権威

僕の司法試験に向けての勉強記録です。

僕なりに解釈した事や学ぶべき事を記載していきます。

参考文献は「伊藤真の法学入門(日本評論者)」です。

伊藤真の法学入門 第2章 法と規範

パファ

先生、今日もよろしくお願いします。

先生

パファ君よろしくね。

復習:「法を学ぶ意義」とは

先生

前回の「法を学ぶ意義」は覚えている?

復習も兼ねて答えてみて。

パファ

法は価値判断を具体化する事です。

法の価値観を知った上で、自分の価値判断を考えます。

法は人が作った規則なので完璧ではありません。

法を知った上で自分自身が「私はこう思う」と結論付けます。


第2章 法と規範 Ⅰ権力と権威

先生

OK、それで良いよ。

さて今日は法の権力と権威について勉強しよう。

パファ

権力と権威。どちらも権力を使って強制的に相手を支配するイメージがあります。

先生

似たような言葉だよね。

法に従う理由は大きく分けると2つあるんだ。それが、

  • 権力:強制的に従わせる
  • 権威:自らが納得して従う

法は最終的に従わせるためのものだから、どう従わせるかだね。

パファ

従わせるために強制的な面と、自発的に従わせる面があるんですね。

強制というと刑事罰のようなイメージで、自発的はモラルとか慣習のような感じに思えます。

租税法律主義(憲法84条)

先生

そうだね。概ね当たっているよ。

例えば憲法84条に租税法律主義というのがある。

租税を課すためには、法律で定めなければならないんだ。

そして国民には納税の義務(憲法30条)がある。この法律に従わないと強制的に人の財産が奪われるんだ。これを滞納処分という。そして権力に屈して支払う。

パファ

なるほど。以前僕が固定資産税を支払い忘れていたら、催促の封書が届きましたた。

そのまま支払わずにいたら強制的に財産が奪われていたんですね。

先生

そういう事。

これらの法律を決めるのは国会で決められる。

国会議員は選挙によって民主的に選ばれ(憲法43条)、その選ばれた代表者が国会で議論して決める。そして国民が代表者を決めたから、国民は従わないとならないんだ。これを権威と言うんだ。

つまり権威は民主主義的に自発的に従うという面を持っている。

パファ

選挙はとても重要なんですね。

国会で決められた事を破ったら権力を使って強制される。一方規則は国民が選んだ代表者が決めた事だから守ろうとするのが権威。

つまり自発的である権威を破ったら、法が権力を行使して発動するような感じなんですね。

憲法は個人を尊重するというのが1番重要な取り決めなはずが、とても息苦しく感じます。

権力と権威 まとめ

規則を破ると法が権力を行使して従わせる。

国会議員は国民が選んだ代表者で、その議員が国会で話し合って決めた事を国民は自発的に守る事を権威として従う。

つまり国民の代表者が決めた規則は自発的に守る事とされ、破れば法が権力を持って強制的に従わせる。

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