怒りをコントロールして、冷静に行動する一つの方法

こんにちは、パファです。

 

今日は怒りを抑えきれず、怒ったり不満が行動に出てしまう方向けです。

 

僕が部下の女性スタッフに相談され、返答した内容を基にお伝えします。

彼女は不平等に扱われたり、他人がルールに従っていない行動を取ると感情を抑えきれずキレてしまいます。

自分でもキレるのは良くないと思っているようですが、どうしても抑えることができないという相談でした。

 

そんな抑え切れない怒りを直したいと思っている方の参考になれば幸いです。

 

怒りは必要な感情の一つ

 

人には喜怒哀楽という感情があります。

短期的に怒る心理状態を感情と言い、長期的に起こる心理状態を気分と言います。

 

そしてコトバンクよると、その感情の中で一時的に急激に感じられる感情の事を情動と言います。

恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの。情緒。
 
出典:コトバンク

人は何かしらの理由(原因)によって情動が起きます。

 

人にとって情動は必要なもの

 

ではなぜ人は情動があるのか。

 

情動には2つの側面があります。

1つは快情動。主に喜びや楽しさを求める情動です。

もう1つは不快情動。主に危険と対峙したり回避する情動です。

 

人は一般的に快情動を得ようとし、不快情動を避ける行動をします。

例えば嗜好品にお金をかけて、仕事には意欲が持てなくなったりする心情です。

 

この情動が起きる理由は人が生存する理由となるため、哲学的になっていきます。

人間として組み込まれた考え方では、生き残って自分の子孫を残し繁栄させるためです。

 

しかし現代では人がどう生きるかはそれぞれの哲学が必要となります。

理由は死が選択できる時代に突入していくと見られているからです。

この話はまた別の記事にします。

 


怒る理由を考える

 

話しを戻します。

不快情動は自分を守るために、戦ったり回避すると伝えました。

とするならば怒りが強く表れる人は、人間の機能的に自己防衛が強い方と言えます。

危機を鋭く感じるがゆえに怒りが強く沸く、警報機が強い方ともとれます。

 

そしてもう1点怒りが沸く理由があります。

自分が馬鹿にされたと感じた時です。

馬鹿とはコトバンクによると、

知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「―なやつ」⇔利口。
社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。「役者―」「親―」
 
出典:コトバンク

要は愚かな(けなされている)人間だと思われた場合に感じる情動です。

もう少し噛み砕くと、「自分は正しく、あなたは無知で間違っている」と言われた時に感じる心の働きです。

 

ではなぜ人はけなされた時に怒りが沸くか。

 

自分を否定されたと感じると、「人としての存在理由を否定された」と感じます。

簡単に言うと人として欠点、欠陥がある人と捉えるためです。

もっと端的に言うと「正常ではない不良品だ」と感じるからです。

だからけなされたと感じた際の言い合いは暴言、暴力、人命に関わるまで発展しやすくなります。

 

ではなぜ馬鹿にされたと感じると怒りが沸くのか。

 

それは自分を認めて欲しいという「承認欲求」が強い方に多くみられます。

自分に自信がある人は怒らず冷静に対応し、相手の言動の欠点を付いたり、本当に分からない時は素直に謝罪して教えを請えるからです。

 

そして怒りやすい人の理由はここにあります。

 

相手から馬鹿にされたと感じるのは自分の心情でしかありません。

これがやっかいです。

相手は馬鹿にしているつもりではなくても、受け取った側がけなされていると感じると怒りが沸きます。

つまり受け取る側の問題となります。

その受け取った際に馬鹿にされたと感じるまでの解釈が短いと短気な人となります。

 

望ましくない怒り

 

怒っても良い時もあります。

しかし怒ってはダメな時もあります。

先に怒ってはダメな場合からお伝えします。

 

まずは情動に駆られて怒るのは無しです。

理由は前述もしましたが、冷静な思考と判断が出来なくなるからです。

憤慨している時は知能が普段の半分程度に落ちると言われています。

 

特に馬鹿にされたと感じたら、感情が優先されています。

まずは相手と話し合っている内容が目的に沿っているかどうか確認します。

もし相手の話がずれていたら、話しを戻しましょう。

感情的になると双方とも論点がずれる場合が多いです。

 

話しがずれていなかったら、自分にとってどこが馬鹿にされたと感じたのかを考える必要があります。

もしかしたら本当に自分に知識が無く、間違っている可能性も否定出来なくなるからです。

自分が間違っているのに怒っているようでは信頼も失います。

だから人が話している途中で、割り込んで話しをするのはやめましょう。

 

また認知科学者の苫米地英人先生の著書「「怒らない」選択法、「怒る」技術」によると。

会社で怒るのは間違っているようです。

理由は会社は雇う側と働く側の雇用契約による関係なので、間違いは正す必要があっても怒る必要は無いとのこと。

これは僕も大賛成です。

参考文献(僕のブログよりも論理的に怒る場面や怒り方が書かれており、職場でも多くの場面で参考にさせて頂きました)

 

つまり相手の話しをよく聞きましょう。

そうでないと無駄な話しの展開と、無益なやり取りの時間を過ごす事になります。

 

怒れる場面

 

怒れる場面は簡単です。

理不尽な行動を取られた場合です。

例えば詐欺にあったとか、騙された、攻撃された時。

 

しかし怒り方にも正しいさと望ましくない方法があります。

先の苫米地英人先生の本によると。

IQが下がる怒り方です。

感情的になって怒る時と、汚い言葉を使用するとIQが下がるようです。

そして怒ったとして自分は何をしたいのか、又はしてほしいのか。

目的は何なのか。

つまり冷静でいられないと目的を考えたり、どうしてほしいのかという判断は出来ません。

 

怒りはエネルギーとして必要

 

怒った事の無い人はいないと思います。

怒ってしまうと相手に仕返しをしようとして、怒鳴ったり暴力に走ろうとします。

つまりそれだけのエネルギーが怒りには含まれます。

 

このエネルギーを正しい方向へ向けるのが望ましい怒りの使い方です。

一般的によく使われる正しい怒りは、異性に振られた人が見返すために努力する行動です。

又は試験に落ちた後に、次回の試験へ向けて試行錯誤をする努力等です。

 

怒りはその場で晴らすものではなく、相手との立ち位置を逆転させる原動力にするのが望ましい活用方法です。

つまり怒りは人にとって必要なんです。

決して無くそうと思わないでください。

無くすのではなく怒る理由や目的を考えましょう。

そしてそれをうまく活用してください。

 

目標を作ると怒りや恐怖は薄れる

 

僕がこれまで培ってきた、怒りや恐怖を出来るだけ想起させない行動についてご紹介します。

それは目標を作る事です。

 

例えば職場で失敗して上司に怒られたとします。

一般的には失敗した事による自己嫌悪と、怒られた事による自己否定によって落ち込みます。

それが続くと退職を考えるほど自分を傷つけてしまいやすくなります。

 

この状況を回避するには次の目標を立てれば、悩んだり自責をする時間が少なくなります。

僕で例えると、仕事の他にこのブログや電子書籍を出しています。

仮に仕事で大きな失敗をしても、ブログや電子書籍を読んで頂けるとそれほど落ち込まずにすみます。

僕の文章でも必要とされていると思えるからです。

だから普段から仕事での怒りやストレスをブログや電子書籍を作成することで、人の役に立つ記事にする事を目標としています。

つまりブログや電子書籍の作成は「自分を守るため」でもあります。

すると仕事での失敗はずるずると引きずらなくなります。

 

だから僕は常にいくつかの目標を常に立てています。

目標が無くなると行動出来なくなり、失敗した自分を責め始める事を過去に経験しているからです。

何度失敗しても目標さえあれば、正常な精神を保てる事を挫折する中で見い出しました。

希望が人を成長させます。

 

そして継続していたら、たまには成功します。

僕は社長の右腕となるポジションを獲得しましたし、ブログや電子書籍でゆっくりとPV数も上がってきました。

それとともに収益もゆっくりと上がっています。

また冒頭にお話した僕の部下の女性ですが、昇進しました。

今でもキレる時は見られますが、それでも何とかしようと今日も努力しています。

最近僕の部下から離れたので少し心配ではありますが、彼女なら大丈夫と信じています。

 

怒りをうまく利用して望む未来に進む努力に変えましょう。

目の前の相手に怒りをぶつけても、瞬間的な鬱憤しか晴らせません。

そうではなく、その相手を越える人格や品格を目指せば良いのです。

 

ご紹介した書籍:著書 苫米地英人先生「「怒らない」選択肢、「怒る」技術」

 

今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

あなたの明日は今日よりも苦難が減り、より多くのチャンスと幸福に恵まれた1日になるように。

また明日。

 

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